真鍮

代表的な種類
黄銅2種, 黄銅3種, 快削黄銅

銅と亜鉛の合金で、亜鉛が20%以上のものをいう。銅よりも加工がしやすく、見た目もきれいなので装飾品などにも使用されます。

真鍮の特徴

硬度
一般的に亜鉛の割合が増すごとに硬度は高くなりますが、同時に脆さも増します。
切削性
非常に切削しやすく、特に快削真鍮は加工しやすい。アルミと同等かそれ以上に切削性は良い。
安価
その加工性の良さと材料入手性の良さが相まって、他の材質にて同形状の製品を作るより安価にできます。

真鍮の種類

黄銅2種
比重8.4 /
一般に広く「しんちゅう」と呼ばれている材質。(BST2 C2700)
黄銅3種
比重8.5 /
展延性・深り加工性に優れ、メッキ性が良い。(BSP C2801)
快削黄銅
比重8.4 /
C2700・C2801の切削性を良くした材質。(BSB C3604)

最適な素材が分からない、もっと効率の良い素材を選びたいなど、素材選定からもご相談頂けます。
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対応する加工

フライス・マシニング加工
マシニングセンタとは、工具を自動で交換しながら加工ができる工作機械です。 コンピューター制御ですので、一定かつ高い加工精度を実現できます。
ワイヤーカット放電加工
真鍮製のワイヤーに電流を流して切断する方法です。
板金加工
板金加工とは主に薄い板材に穴あけ・ねじ切り・曲げ・溶接などの加工をすることを言います。
歯切り・キー溝加工
歯切りとは、歯車を作るうえで最も重要な加工のこと。特殊なバイトを用いて製作します。
研磨
研磨も込みで加工可能です。
レーザー加工
レーザー加工は切断幅が小さく金属に対しての熱影響が少ないので、歪が少なく自由な加工形状と、滑らかな切断面が得られます。
メッキ
金属には様々な表面処理を施すことができます。
 
 
 
 

素材に対する効率的な加工方法や設計を実現する為に最適な加工法もご相談頂けます。
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